同窓生の著作の一部をご紹介します。
(和光大学同窓会は、同窓生の表現活動を応援しています。掲載を希望される方は、別ページをご覧ください。)

 

51kj7SN0YbL._SX338_BO1,204,203,200_閂をはずせ 日本近現代史をめぐる知られざる物語


ノンフェクション作家の大倉直さんが、新刊を出されました。
和光大学で教鞭をとられた野本三吉を題材にした「命の旅人 野本三吉という生き方」のあと
あまり知られていない人物に心を惹かれて書いた「閂をはずせ」が刊行されました。


 

 

 

 

 

 

金治憲著『盲留学生』 (毎日新聞社、2009年) ¥1,575

「盲留学生」という表題、黄一色の装幀ともにいささかそっけない感じだが、読みはじめるとぐんぐん引き込まれてやめられない、いわば奇蹟の本である。どの国にも共通な障害者への無理解・無視をのりこえる苦労と地道な成果とが、生きた記録として、淡々と述べられていく。困難にぶつかる度に、共に乗り越えようとする理解者・援助者が増えていく経過は、見ものだ。
(紹介者・前和光学園理事長 石原静子)


Amazonの詳細を見る

阿部泰郎著『聖者の推参―日本中世とヲコなるもの』 (名古屋大学出版会、2001年)¥4,410


Amazonの詳細を見る

阿部泰郎著『中世日本の宗教テクスト体系』 (名古屋大学出版会、2013年)¥7,770


Amazonの詳細を見る

阿部泰郎著『湯屋の皇后』 (名古屋大学出版会、1998年)¥3,990


Amazonの詳細を見る

阿部泰郎著『文化創造図解学』 (勉誠出版、2012年)¥2,520


Amazonの詳細を見る

吉田戦車著『伝染るんです』 (小学館、1998年-) ¥630


Amazonの詳細を見る

吉田戦車著『ぷりぷり県』 (小学館、1995年-)¥650


Amazonの詳細を見る

吉田戦車著『日本語を使う日々』 (小学館、2012年)¥1,260


Amazonの詳細を見る

吉田戦車著『まんが親』 (小学館、2011年-)¥780


Amazonの詳細を見る

松本大洋著『ピンポン』 (小学館、1996年-)¥700


Amazonの詳細を見る

松本大洋著『鉄コン筋クリート』 (小学館、1993-年)¥420円


Amazonの詳細を見る

松本大洋著『竹光侍』 (小学館、2006年-) ¥900


Amazonの詳細を見る

松本大洋著『ナンバーファイブ―吾』(小学館、2000年-)¥860


Amazonの詳細を見る

佐伯剛正(42A)著『田んぼが学校になった』 (岩波書店、2007年)¥1,785


Amazonの詳細を見る

佐伯剛正(42A)著『日本で最も美しい村』 (岩波書店、2008年) ¥2,310


Amazonの詳細を見る

佐伯剛正(42A)著『一九七二年、作家の肖像』 (清流出版、2011年)¥2,625


Amazonの詳細を見る

佐伯剛正(42A)著『たのしい草花あそび』(岩崎署点、2001年)¥1,575

今年(二〇〇九年)の四月前半、突然私の現職場である和光学園法人に、絵入りの本が三冊ドサリと送られてきた。「田んぼが学校になった」「日本で最も美しい村」「たのしい草花あそび」、著者は佐伯剛正、和光大学二期芸術学科卒業、とある。子どもたちを閉ざされた人工的環境から田畑や森に連れ出して、田植・草取・収穫などを順次体験させ、雑草や小動物と親しませる絵入りの楽しい本が一冊目、花や果実を遊びにとり入れる工夫実例集が三冊目、「日本で」は北海道から九州まで十ヵ所、自然と親しんで共に成長できる土地柄の紹介で、第二冊だ。三冊とも説明や理屈で終わりではなく、各地でPO活動を実践し、後援の企業も巻きこみながら大発展中と、ある。出版社が岩波ほか名の知れた大どころなのも、志と実践の確かさ・意義を認めたからにちがいない。彼は偶然の縁で私の現職を知り、なつかしさの出来心で三冊ゴッソリ送付に及んだらしい。こんなすばらしい仕事をしてりっぱな本を続けて出す卒業生があったとは、夢のようなうれしさです。義理や私欲の一片もなく、人間の生きる基本の所にしっかり根を据えての具体的な活動には、ただの評論ではない力があり、今の行きづまりの世にさわやかで確かな力で訴える、と思いました。子供たちの閉じこめられた生活をこのように思いきってひらかなくては、親も子も救われない。「日本美しい村」も単なる見所お勧めのガイドではなく静かに行って浸ってみたい、生きることの真実に触れてみたい気が起こります。こんなすてきな作品、私だけ頂いて感動しているだけではもったいない〈同塵会の説明〉四月二五日に総会があります。もし会に入ってるならご案内が行ってるし、そうでなくてもその場で入会できる。和光を大事に思ってる人ばかりだからこんなに実のある社会的活動の意義は和光出の皆をはげますにちがいないし。もしその日が都合悪ければ(後略)」。 彼は当日ちゃんと来てくれた。前もって話を通しておいたから、添田会長が皆に紹介して歓迎の大拍手で盛りがり、当人も喜んで即日入会したとはあとで聞いた。

(紹介者・前和光学園理事長 石原静子)


Amazonの詳細を見る

町田忍著『銭湯の謎』 (扶桑社、2001年)¥541


Amazonの詳細を見る

町田忍著『ぶらり散策 懐かしの昭和―消えゆく昭和の建物をたずねて 』 (岩波書店、2008年) ¥2,310


Amazonの詳細を見る

町田忍著『昭和レトロ商店街―ロングセラー商品たちの知られざるヒストリー 』 ( 早川書房、2006年)¥1,680


Amazonの詳細を見る

町田忍著『東京ディープ散歩』(アスペクト、2008年)¥1,575

 

賃貸経営マイスター

 

 

 

 

藤澤雅義著賃貸経営マイスター』(住宅新報社、2012年)5,400 円 (税込)
Amazonの詳細を見る

 

 

 

※このページはこれからご紹介していく参考となるものであり、今回取上げたものは同窓生による作品のごく一部です。

和光大学附属梅根記念図書・情報館ホームページ内「卒業生著作リスト」でも卒業生の著作物を見ることができます。