和光大学同窓会では、和光大学を卒業し、現在、株式会社はせがわ調布店の店長をされている中島さんにお話を伺ってきました。
快く取材を受けてくださいました株式会社はせがわならびに中島さんにお礼申し上げます。

 

 中島 健さん
和光大学 経済学部経営学科(当時)を2002年卒業

 取材日:2017年5月31日
聞き手、記事作成:和光大学同窓会 窪田美加
写真:和光大学同窓会 前田令夫


Q、和光大学に進学したきっかけは?

各大学の情報を収集する中で、和光大学は『やりたいことができて』『言いたいことがいえる』という環境が1番整っていると感じました。責任が伴うこともあるが、その部分があってこその大学なのかと思いました。オープンキャンパスに行き、広い範囲をカバーできて、さまざまことを体験できる自分が求めていた大学でした。また、徒歩圏内で通えることが決定する上で、大きかったです。

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Q、大学のサークルはどこに所属していましたか?

たまたま、入学したときに、高校時代の先輩がいて、声をかけていただき、そのまま硬式テニス部に入りました。

 

Q、なにか大学時代のバイトをしていましたか?

高校、大学とテニスをしていたため、テニス教室で、小学生の子どもたちへのコーチやフロント業務をしていました。

 

Q、ヘヴィメタのバンドをしていたという情報があるのですが、きっかけは?

高校3年生の3月でテニス部を引退した後、入試などもあるけど、新たに打ち込んでいくものを探していました。セックス・マシンガンズのプロモーションビデオを見て、彼らは演奏技術高いがいつもと変わらず、馬鹿っぽいことをやっていました。そんなところをアツいと感じ、友達とバンドを結成。大学4年間楽しく、活動していました。

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Q、なぜ仏壇業界に?きっかけは何ですか?

最初は、仏壇業界に興味はなかったです。アパレル関係などもあたってみました。
就職活動をしている友人から説明会が面白かったと言われて、興味を持ちました。

株式会社はせがわの説明会冒頭に「あなたたちの先祖は25代遡ったら、何人位いるか、わかりますか」という投げかけとともに『(25代遡ると)当時の東京都人口位、先祖はいる。長い時間がある中で、病気や戦争で、だれか一人でも、命落としたらあなたはここにない』という話があり、先祖のつながりや死について考えたことがなかったため、衝撃でした。

それまでは、仏壇業界は暗いというイメージを持っていましたが、説明会でその話を聞いて、日常生活に密着した分野なのだと感じることができました。

また、はせがわで扱っている商品は、仏壇・仏具・お墓等で、通常の購買の流れとは大きく異なります。お客様との関係は購入後から深まっていくことになり、普通の物販よりも信頼関係が長く、縁が続いていくことも説明されました。そういう話を聞き、人と人のつながりを大切にしている会社の理念に惹かれたため、入社しました。

 

Q、就職して苦労したことは何かありますか?

普段の日常生活で触れる機会がない、もちろん学校で習うこともない仕事なので、知識を深めることに苦労しています。お客様から、地域の寺社から、教えていただくことが多く、これからも知識の底上げはしていきたいと思います。

 

Q、現代の仏壇事情は?

今までは、遠いご先祖を祀る場所が仏壇でした。

現代は、近い親族(1.2代前の)を日常生活の中に合った、供養する、祀る場所が仏壇になっている。住宅事情等もあり、昔ながらの箱形の仏壇ではなく、故人を祀る、お参りする場所=スペース・空間を作り、そこでご遺品、形見の品、お香を焚くなどの形を提案しています。家族ごとに変わってきています。

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