◆和光大学同窓会第4回総会総会議案書◆

 【日時】

2015年11月1日(日)

11:00~12:30

【場所】

和光大学A棟4階第2会議室

和光大学同窓会会員の皆様へ

 

和光大学同窓会 会長  

打越 雅祥

 

はじめに

1966年の大学建学から半世紀。建学50周年の記念の年を迎えました。

同窓会は設立から3年が過ぎ、様々な事業を通じて、大学の中で存在感を増してきています。

和光大学同窓会が行ってきた活動の様子を同窓生に知らせるため、ホームページを作成し、会報を発行してきました。

特に作品展「おかがみ」の成功は、同窓生の活躍の様子を内外に示すこととなり、同窓会の役割の大切さを

改めて認識させるものとなりました。こうした同窓会の活動を、芸術・表現学部だけでなく、他の学部でも

何かできないだろうかという学内からの要望も出ています。


現在、教職志望の学生に向けた、教員採用試験のノウハウを教える講座の開設も進み、9月に実施しました。
また、卒業生が働いている職場、企業を大学に情報提供する作業も始まりました。

これらの活動を行ってくる中で、ますます安定した収入の必要性が痛感されてきました。
同窓会費の入学時納入がいまだにできない中、実行委員や幹事のボランティアに頼って活動を
続けることは、限界になって来ているのが現状です。今まで以上に力を入れて、会費納入問題を
解決することが緊急の課題です。


2015年11月1日に開催する第4回総会をみなさんの協力で成功させ、新たな幹事、評議員とともに
同窓会を確立していきましょう。

 

 

 和光大学同窓会 第四回総会 議案

 

   第一号議案 2015年度事業報告

   第二号議案 2015年度決算及び、監査報告

   第三号議案 2016年度事業計画

   第四号議案 2016年度予算

   第五号議案 2016年度役員の選出

 

第一号議案 2015年度事業報告

1.   第三回総会の開催

 2014年11月2日(土)午後1時~3時30分 和光大学E-101にて開催し、活発な討論を行いました。

第一号議案の会則改正の提案は、第3章8条2項、評議員の選出範囲を正会員および、
準会員とする改正案、同3項、監査の選出範囲を正会員のみとする改正案が了承されました。

当初、計画になかったものの収支(作品展、救済募金)については、補正予算を組んでやるべきだとの意見には、

まだまだ手さぐり状態ながら、それに甘えるべきでないと反省させられ、学生救済募金についても、意見交換を

経て同窓会の社会的な役割が浮き彫りになりました。

 活動費としての会費収入が見込めない中、次年度予算案を示すことの困難さは年々増すばかりですが、

和光大学では同窓会の規約に沿った形で、入学時に会費を集めることへの理解を得るには、今しばらく

時間がかかるようです。

 

2.   大学との連携

 2014年10月9日、同窓会担当の樋口弘夫副学長と懇談し、大学と同窓会の活動について話し合いました。

教職希望学生支援企画の今後の展開について改めて協力を依頼し、地方会員の組織化の現状などを話した後、

同窓会費徴収の現状について伺いました。

 「前回2014年6月時点と大して変化はない。和光大学をどうするのか?という大きな取り組みについての

議論をしているところなので、同窓会についてのアクションも、時期をみはからっている。」との判断に対して、

大学として発足にかかわってきていること、同窓会としての総会決定を尊重してほしいことなどを重ねて指摘し、

予算も立てられないボランティア活動のような状態では、長続きできないことを訴え、来年度が無理なら、

伊東学長の任期中には同窓会費の入学時納入が実現できるような決意を持って臨んでほしいと要望しました。

 今後、学長、副学長と同窓会幹事会との定期的な懇談会を持つことをお願いし、樋口副学長も実現の方向で

提案していただくことを確認しました。

 2015年3月にも樋口副学長と会い、同窓会特別号を手渡し、同窓会の活動を報告し、入学時会費納入の実現も

含めて、重ねて同窓会の活動への協力を要請しました。

 

3.   同窓会の財政

 設立総会で、和光大学入学時に永年会費2万円を納入してもらうこと を決めて、3年が経過しましたが、

入学時の会費徴収が実現していないため、活動費を寄付に頼っている状態です。

 2014年10月に同窓会誌第1号を発行し、大学の協力の下大学が連絡先を把握している卒業生、

旧教職員、現役生に寄付、会費納入のお願いと共に送付しました。

 2015年4月3日の入学登録式に際しての大学配布物の中に、A4サイズ4ページカラー印刷の同窓会誌特別号と

寄付のお願いを同封させてもらいました。

 2015年5月上旬に、同窓会誌特別号と寄付のお願いを大学の協力の下、新卒業生に送付しました。

また、7月上旬に、これまで寄付、会費を納入して下さった方々へ、第1回同窓会作品展「おかがみ」カタログ、

同窓会誌特別号をお送りしました。

 これら3回のお願いに応えて、100人以上の方から寄付が寄せられ、これによって2016年度予算案を

作成することができました。心から感謝します。引き続き、会の財政を支えていただけますよう、

お願い申し上げます。

設立から3年間、いろいろな方法で寄付のお願いを試みてみました。

 寄付、会費を集める努力と並行して、大学入学時の会費納入の道を探ることも次期の重要な課題だと

認識しています。

 

4.   卒業式、入学式への参加

 2015年3月20日に行われた修了証書授与式には同窓会幹事数人が参加し、祝賀パーティ場に、

「祝ご卒業」の横断幕を掲げ、祝賀会会場で新卒業生にインタビューを行いました。

 2015年4月3日に行われた2015年度入学登録式では、会場に盛花を贈り、新入生に抱負を

インタビューしました。

 

5.   五つの貢献事業

5-1.卒業生への貢献

 卒業生への貢献ということでは、同窓会の組織の拡大と充実をはかるためにも、地方組織の確立は
とても重要であると考え、和光同塵会時代に地方幹事を引き受けて下さっていた皆さんに一人ひとり働きかけ、
改めて同窓会の地方幹事を11人の方に引き受けていただきました。これによって地方での活動の足掛かりが
できるものと考えていますが、幹事を引き受けていただいたところまでで足踏みしている状況です。

 さらに地方での活動をすすめていくためにも昨年度、大学事務局に地方在住の卒業生情報についての
協力を要請し、了承を得たことを活かした活動を模索中です。

 芸術学科の卒業生による実行委員会を立ち上げ、和光大学同窓会会員資格のある人なら誰でも参加できる
和光大学同窓会作品展「おかがみ」を、大学内で開催しました。大学の協力を得て、2014年11月2日から9日まで、
パレストラ4階展示場にて実施しました。学科を超えて、約50名の卒業生・教職員から多彩な作品の応募があり

多くの来館者がありました。


5-2.学生への貢献

5-3.大学への貢献

 私たち卒業生の持っている力を何とか在校生の就職活動などに生かせないか、検討する中で、
大学のキャリア支援室との話し合いを経て、昨年企画しながら頓挫していた「教員採用に関する
「学内ガイダンス」を再度、大学に働きかけ、2015年9月24日に実現の運びとなりました。

 キャリア支援室の担当者の手で、事前にアンケートで学生の関心をリサーチし、できるだけ、
学生の要望に沿う形で講師を同窓生が勤め、実施しました。

 同塵会時代から続いている和光大学学生研究助成金への寄付を行いました。金額は昨年同様10万円としました。

 学生支援基金に支援をいただいた皆様方にはたいへんありがとうございました。

今日、大学生の中退が社会問題になっていますが、和光大学においても、最終学年後期の学費が

未納の為に除籍になり、大学中退として社会に出て行く学生がいます。せっかく4年生まできているのに

残念と思い、「一人はみんなのために、みんなは一人のために」の気持ちで支援のお願いをさせていただきました。

学生支援募金を呼び掛けてから1年ほどですが、寄せていただいた額は19人の方から

計15万4千円(2015/8/31現在)となりました。

 早速あたたかいご支援をいただき、ありがとうございます。支援としては、後期の学費相当額約45万円を

必要としています。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

5-4.地域への貢献

5-5.社会への貢献

 今年度は取り組めませんでした。

幹事会メンバーの人数から考えると、5つの企画を進めるのは無理があり、

年次ごとに重点的に取り組む方が

着実ではないかと考える次第です。

 

6.   同窓会事務局

 毎週一回事務局長が、同窓会事務室に出向き、大学や、卒業生との連絡、

幹事会の活動支援に努めました。

また、副会長から事務局補佐を一人立て、事務局の仕事をシェアしました。

 

7.   和光学園との連携

和光学園理事会、和光学園評議委員会に幹事会から代表が参加しました。

 

8.   広報活動

 ネット世代と紙媒体世代の両方に同じ比重で発信することをこころが

けました。

 HP:同窓会に寄せられた文章、催し物を掲載しました。作業を幹事メンバーが担い、

更新を随時行いました。

 会報:2014年10月中旬にA4版8ページの「同窓会誌」第1号を発行し、卒業生、

旧教職員、在校生等に発送しました。

2015年5月にA4版4ページカラー印刷の「同窓会誌特別号」を発行し、新卒業生、

新入学生を中心に発送しました。

 

9.   活動日誌

2014年 11月 2日(日)幹事会&第三回総会

2014年 11月 7日(金)和光大学学生研究助成金授与

2014年 11月16日(土)幹事会①

2014年 12月 3日(水)和光大学学生研究助成金研究報告会

2014年 12月 6日(土)幹事会②

2015年 1月24日(土)幹事会③

2015年 2月14日(土)幹事会④

2015年 3月20日(金)修了証交付 卒業生インタビュー実施

      28日(土)幹事会⑤

2015年 4月 3日(金)2015年度入学登録式,盛花贈呈,

       新入生インタビュー,同窓会誌特別号配布

2015年 4月25日(土)幹事会⑥

2015年 4月30日(木)教職志望学生支援企画キャリア支援室打ち合わせ

2015年 5月30日(土)幹事会⑦

2015年 6月 4日(木)第2回作品展「おかがみ」実行委員会①

2015年 6月20日(土)幹事会⑧

2015年 6月22日(月)第2回作品展「おかがみ」実行委員会②

2015年 7月 6日(月)~10(金)新卒業生宛て 同窓会誌特別号発送

2015年 7月18日(土)幹事会⑨ 大学事務局長懇談会

2015年 7月28日(火)現役生「かわ道楽」との座談会

2015年 8月 8日(土)幹事会⑩

2015年 9月12日(土)第3回評議員会

      19日(土)会計監査実施

2015年 10月1日(木)同窓会誌Vol.2発行

 

第二号議案 2015年度決算及び、監査報告   ※別紙参照

 

第三号議案 2016年度事業計画

  1. 第5回総会の開催

  2. 入学時永年会費納入実施へ、大学事務部局と連携して鋭意努力する。

  3. 2016年度実施に向けて、五つの貢献事業から下記を重点的に取り組む。

3-1卒業生:第2回作品展「おかがみ」の開催

地方支部の設立支援

3-2在校生:教職志望学生支援講座の実施、卒業生の会社の学内就職説明

会への参加、卒業生の会社のインターンシップ制への参加促進。

学生支援募金の継続実施。和光大学学生研究助成金への寄付。

3-3大学:大学創立50周年を祝う企画に協力する。

  1. 広報活動の充実

4-1HPの定期的な更新作業体制作りを模索する。

4-2会報の発行。

  1. 事務局体制の強化

5-1副会長の事務局補佐体制の確立

5-2作品展などのプロジェクトに対しては、それぞれ事務局担当者を置く。

 

第四号議案 2016年度予算          ※別紙参照

 

第五号議案 役員の選任

≪幹事≫  退任 佐野 俊郎(45L)小澤 笑子(07P,11M)

・幹事立候補一覧(第2期)

役  職

名  前

任  期

会 長

打越 雅祥(52H)

2015/11/1~2018/10/31

副会長

麻生 元良(42H)

 

大沢 清(45L)

 

佐伯 剛正(42A)

 

前田 令夫(41H)

 

吉原 之恵(03X)

幹 事

赤岡 直人(46E)

 

窪田 美加(04D)

 

小泉 千津子(41H)

 

佐藤 洋 (43H)

 

吉村 景理(52L)

 

石原 邦彦(45H)

 

≪評議員≫ 退任  

市田 滋郎(41A) 池田 英子(43H) 

村上静男(44E)吉村 景理(52L)

松本 龍一

・評議員立候補一覧(第2期)

名  前

任  期

奥津 能久(41E)

2015/11/1~2018/10/31

柳下 隆(42H)

池川 陽子(50H)

池川 友一(03D)

松村 亮祐(00D)

成田 ゆかり(03X)

佐藤 みゆき(55H)

小野 貴史(91H)

剣持 浩(44H)

永野 むつみ(41H)

梅原利夫(現教員)

稲垣 宏樹(10B)