~映画「新渡戸の夢」上映ご協力のお願い~

※和光大学同窓会 北海道支部の阿部文雄さんが関わっている映画となります


全国の夜間中学関係者のみなさまへ

札幌遠友塾自主夜間中学 工 藤 慶 一

~映画「新渡戸の夢」上映ご協力のお願い~

 札幌には「」という名の学校が、今も歴史を刻んでいます1894年から50年続いた札幌遠友夜学校、1990年から始まった札幌遠友塾自主夜間中学、2022年に開校した札幌市立星友館中学校です。同じ風土の中ではぐくまれ、同じ名を冠する夜学校であるだけではなく、そのあり様と精神が、学びを求める人への灯台になっています。この源は、クラーク先生をはじめとする札幌農学校の開学精神と国際的な巨人として活躍された新渡戸稲造の遠友夜学校設立です。こうした歴史と現在の夜間中学が、映画「新渡戸の夢」として映像化されたのです。

多くの人が学びを失った最大の要因は戦争であり、複雑な社会の諸相です。私は札幌遠友夜学校が戦後にも存続し、現代の夜間中学がもっと早く開設されていれば、北海道が義務教育未修了全国最多数という現状には至っていなかったのではと考えています。

映画「新渡戸の夢」が、「シアターキノ」という札幌の映画館で7月6日より1週間の予定で上映したところ、毎日満席で入場できない人もいたことから、急遽1週間の延長を決め、最終的には838名もの方々が見て下さり、1冊700円のプロダクションノートも236冊も買って頂きました。さらに、映画に出演した札幌遠友塾受講生が感想文を寄せて下さり、とても元気になって自らを振り返ることができたことも嬉しいことです。この映画を通じて表現された教育の原点を心に刻み、これからも夜間中学の増設と充実に取り組みたいです。

各地の映画館での上映会に、事前にチラシの配布等でお力をお貸しください!
自主上映をお考えの皆さま,映画制作委員会にご連絡を!

あらすじ – 新渡戸の夢

「遠友夜学校」に込めた新渡戸稲造の想いは、現在どう継承されているのだろうか?その答えを探るドキュメンタリーの旅が始まる。「遠友夜学校」の卒業生は誰も生存してい…

(事前のチラシ配付や自主上映等に関する問合せ先)
連絡先:新渡戸の夢映画製作委員会 並木秀夫
Tel: 090-2427-1043、E-mail: namiki@filmmaker-viale.com

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA