学生に寄り添う同窓会をめざして

和光大学同窓会

会長 打越雅祥(うちこしまさよし))

 

新しい年となりました。

みなさま、おめでとうございます。

設立段階から同窓会を応援していただき、昨年、退官された梅原利夫先生は、近年の和光大学生の特徴についてふたつのことを指摘しておられました。

ひとつは、「和光大学に在学していることをまわりに言いたがらない」、もうひとつは、「大学入学までに不登校などなんらかの学校不適応を経験している」。偏差値幻想にしばられ、傷ついた学生たちが多いということでしょうか。

そういう学生たちに、私たち同窓会は、先輩としてなにかを伝えることができないかと思います。私たちが和光大学で学んだ「なにか」を。

私は、卒業生のみなさんが、今、大学で学んでいる学生たちと対話する機会を設けることでできたらいいなと思っています。

あなたはあなたのままでいい。比べなくていい。効率や生産性がすべてじゃない。互いに認め合う社会をつくっていこう・・・。

卒業後の仕事や生活、生き方そのままを通して、和光大学とはなんであったのかを伝えていくことが、同窓会の役割なんじゃないかと思っています。

今年も、卒業生、教職員のみなさんに支えていただきながら、充実した同窓会活動を続けていきたいと考えます。

ご支援、どうぞよろしくお願いいたします。

 

2019年 1月